目的

ジュマ・ネットはバングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯の紛争解決と平和促進のために、関心のある有志や団体が集まり2002年3月に設立されました。チッタゴン丘陵地帯の弱い立場に置かれた先住民族の人々が平和な社会に暮らし、基本的な人権が守られ、開発の恩恵を十分受けられるようになることを目指して活動している非営利団体です。

活動は大きく3つの柱があります。

1)平和促進活動

ヨーロッパの人権NGOと共同で世界の有識者で構成されるチッタゴン丘陵委員会を2008年に再結成し、97年に結ばれた和平協定の実施状況のモニタリングや人権状況の調査と問題提起、バングラデシュ政府への働きかけなどを行っています。 また、政党によらない草の根の市民のネットワーク(チッタゴン丘陵地帯の市民、ベンガル社会の市民、国際社会の市民)をつなぎ、国際世論を喚起します。

2)被害者支援活動

これまで襲撃事件が起こった際の緊急救援(2003年4月、2003年8月、2006年4月、2008年5月、2011年4月)を行いました。2003年8月のマハルチャリ襲撃事件では、焼き討ちされた400軒のうち、特に被害の大きかった240世帯に3年間の復興支援事業(2004~2006年)を行った他、タンガイル県モドゥプール郡で土地を奪われたガロ民族の女性能力向上プロジェクト(2004~2006年)などを実施しました。また、2007年度より、襲撃事件で親をなくした児童・生徒への奨学金支援、レイプ被害者支援を実施しています。

3)日本国内での知らせ・交流する活動

チッタゴン丘陵へ平和ミッションの派遣(2005年、2006年)、日本の政府関係者との懇談会の開催(毎年)、スタディツアーの企画、在日ジュマ人の難民認定支援(2007年日本初のジュマの難民認定を獲得)、招聘事業や交流会、平和学習ワークショップの制作、国際協力フェスティバルなどを通して日本国内でチッタゴン丘陵について知らせ、
市民が参加出来る平和構築活動を目指しています

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2005年2月の平和ミッションで入植者集団村にて