2009/01/24 Saturdayauthor: jummanet(n)

ランライ・ムロー氏は手錠に繋がれたまま保釈命令を待つ

初出:2009.1.24
http://www.thedailystar.net/newDesign/news-details.php?nid=72546
デイリー・スター紙 2008年1月23日

写真:警察の監視下で先住民族リーダー、ランライ・ムロー氏が国立心臓病研究所(NICVD)の病床に手錠で繋がれているのが見える(撮影:Banglar Chokhベンガルの眼)。


本紙特派員

残虐な拷問を受けた先住民族リーダー、ランライ・ムロー氏は、病床に手錠で繋がれたまま、保釈命令書が高等裁判所から刑務所当局に届けられるのを15日間も待ち続けてきた。

高等裁判所は1月7日に彼の保釈を認めたが、同氏はいまだに6~7人の警察官に厳しく監視されながら、国立心臓病研究所(NICVD)で治療を受けている。

「裁判所から書類を受け取るまで、このように監視するよう命じられています」と、病院の第六病棟の同氏の病床の前に立つ警察官は語った。

副監察官(刑務所)シャムシュル・ハイダー・シディキ少佐は、ダッカ中央刑務所当局が裁判所からの書類を受け取っていないと語り、書類受領後すぐに、同氏を解放するために必要な措置を取ると述べた。

バンドルバン県刑務所当局も、昨日の時点では、まだ高裁からの何の書類も受け取っていないと語った。

ランライ氏は2007年2月24日に逮捕され、法執行当局にあまりに激しく拷問されたために病気となり、[最終的に]国立心臓病研究所(NICVD)に移され、冠動脈疾患集中治療室(CCU)に入院することになった。

病状が重いにもかかわらず、人権団体アイン・オ・シャリシュ・ケンドロ(ASK)と国内人権委員会が介入するまで、警察当局は彼の手枷を外さなかった。

国立心臓病研究所所長モヒブッラー氏によれば、彼の容態はかなり改善しているという。

「あと、どれだけ時間がかかるか分かりません」とランライ氏は疲れた声で語り、手錠をかけられた状態で身動きがとれず不自由していると付け加えた。

バンドルバン県シュアロク・ユニオン評議会の議長でもあるムロー氏は、武器取締法の下で違法な武器を持っていた嫌疑で訴追され、逮捕された。2007年6月13日に武器不法所持で有罪判決を受け、17年の刑を言い渡された。

1月7日にモハマド・モザッメル・ホセイン判事とアフザル・ホセイン・アハメド判事からなる高等裁判所の判事団が彼を保釈するよう命じた。

弁護士たちはムロー氏を緊急治療のために人道的根拠から解放するよう求め、ムロー氏が本件で虚偽の嫌疑をかけられてきたとも主張した
http://www.thedailystar.net/newDesign/news-details.php?nid=72546
デイリー・スター紙 2008年1月23日




本紙特派員

残虐な拷問を受けた先住民族リーダー、ランライ・ムロー氏は、病床に手錠で繋がれたまま、保釈命令書が高等裁判所から刑務所当局に届けられるのを15日間も待ち続けてきた。

高等裁判所は1月7日に彼の保釈を認めたが、同氏はいまだに6~7人の警察官に厳しく監視されながら、国立心臓病研究所(NICVD)で治療を受けている。

「裁判所から書類を受け取るまで、このように監視するよう命じられています」と、病院の第六病棟の同氏の病床の前に立つ警察官は語った。

副監察官(刑務所)シャムシュル・ハイダー・シディキ少佐は、ダッカ中央刑務所当局が裁判所からの書類を受け取っていないと語り、書類受領後すぐに、同氏を解放するために必要な措置を取ると述べた。

バンドルバン県刑務所当局も、昨日の時点では、まだ高裁からの何の書類も受け取っていないと語った。

ランライ氏は2007年2月24日に逮捕され、法執行当局にあまりに激しく拷問されたために病気となり、[最終的に]国立心臓病研究所(NICVD)に移され、冠動脈疾患集中治療室(CCU)に入院することになった。

病状が重いにもかかわらず、人権団体アイン・オ・シャリシュ・ケンドロ(ASK)と国内人権委員会が介入するまで、警察当局は彼の手枷を外さなかった。

国立心臓病研究所所長モヒブッラー氏によれば、彼の容態はかなり改善しているという。

「あと、どれだけ時間がかかるか分かりません」とランライ氏は疲れた声で語り、手錠をかけられた状態で身動きがとれず不自由していると付け加えた。

バンドルバン県シュアロク・ユニオン評議会の議長でもあるムロー氏は、武器取締法の下で違法な武器を持っていた嫌疑で訴追され、逮捕された。2007年6月13日に武器不法所持で有罪判決を受け、17年の刑を言い渡された。

1月7日にモハマド・モザッメル・ホセイン判事とアフザル・ホセイン・アハメド判事からなる高等裁判所の判事団が彼を保釈するよう命じた。

弁護士たちはムロー氏を緊急治療のために人道的根拠から解放するよう求め、ムロー氏が本件で虚偽の嫌疑をかけられてきたとも主張した