2008/02/28 Thursdayauthor: jummanet(n)

チョレス・リチル氏の拷問死の真相究明を!

初出:2008.2.28

タンガイル県モドゥプールでのエコ・パーク建設による住民追い出しに抗議してきたマンディ(ガロ)民族の活動家、チョレス・リチル氏が2007年3月18日、陸軍によって拘束中に死亡した事件に関して、政府が設置した司法調査委員会がいまだに報告書を公開していないことに抗議して、国内人権団体ASK、BLAST、ALRD、ニジェラコリ、BELAが2008年2月28日に記者会見を開き、報告書の公開・犯人の処罰を要求した。ACHRによると去年3月17日にリチル氏ほか3人が私服の軍人に連行され、カクライド駐屯地で激しい拷問を受けた。翌18日、リチル氏の遺体は全身に打撲を負い、目や足のつめを抜かれた無残な状態で遺族に引き渡された。3月20日に遺族がモドゥプール警察に事件を通報したが、警察は告発状の受理を拒んだとされる。アムネスティ・インターナショナルも本件でバングラ政府に働きかけてきた。