2006/06/02 Fridayauthor: jummanet(n)

7団体の調査団はマイシュチョリでの先住民族に対する襲撃事件の真相を究める

プロトム・アロ紙、2006年6月2日
http://www.prothom-alo.net/v1/newhtmlnews1/category.php?CategoryID=5&Date=2006-06-02

カグラチョリ県マイシュチョリで去る4月3日に起こった先住民族に対するベンガル人住民による襲撃事件が事実だったことを7つの人権団体および非政府組織による調査団が突き止めた。このような事件は同地域では珍しくないと述べ、丘陵地帯での土地問題や治安悪化を行政が見過ごしてきたことを批判した。

昨日、木曜日に全国記者クラブでバングラデシュ法的支援サービス(BLAST)、アイン・オ・シャリシュ・ケンドロ(法律・イスラム法センター)、バングラデシュ法律家協議会、ニジェラコリ、ALRD、バングラデシュ女性評議会、および全国女性法律家協会によって開催された記者会見でこれらのことが語られた。アイン・オ・シャリシュ・ケンドロの事務局長のスルタナ・カマール氏がスピーチを読み上げた。

声明文によると、カグラチョリ県モハルチョリ郡マイシュチョリ・ユニオンでの襲撃・迫害事件でレイプされたと訴えている二人の若い先住民族の女性は、医者に検査を受けるのが遅れたこと、警察がレイプ事件に関する告発状を受け付けなかったこと、レイプの[不明]を救い出せなかったことで、レイプの事実を証明することを妨げられたという。

調査委員会の団員は去る4月7日から11日にかけて事件現場を訪問し、迫害や関連した事実に関する供述書をとり、地元リーダー(ベンガル人と先住民族)、県行政、警察、軍隊、医者と話し合いを持ち、報告書を作成した。事件は木からジャックフルーツの実を突き落とされたことをめぐる些細なもめごとに端を発したが、集団による襲撃に転じていったと記者会見で報告された。事件後、先住民族は家から逃げ出していろんなところに避難した。調査団はいくつものマルマの家が壊され、人がいなくなっているのを目の当たりにした。

記者会見ではBLAST事務局長のトスリムル・ロホマン氏、ニジェラコリのコーディネーターのクシ・コビール氏、全国女性法律家協会の事務局長のサルマ・アリ弁護士、ALRD事務局長のシャムスル・フダ氏らも発言した。