2004/11/18 Thursdayauthor: jummanet(n)

ランガマティでコティン・チボル・ダン祭が行われる

2004年11月18~19日の二日間、ランガマティのラージ・ボノ・ビハール寺院で、仏教徒にとって最も重要なお祭りであるコティン・チボル・ダン祭が厳かに行われた。前年同様、同寺院の信徒会が全ての準備を整え、成功裏に祭りを完了させることができた。一日目の夜は、丘陵3県から多くの仏教徒が集まり、国内外の観光客も祭りを一目見るために訪れた。報道陣もダッカから駆けつけた。
僧侶に捧げる布を織る「バイン・ゴル」という小屋の落成式で祭りが幕を開けた。住職ボノ・バンテ大僧正の弟子ショウラジョゴト・スタビール師がバイン・ゴルの落成式を行った。次にチャクマ王で弁護士でもあるデバシシ・ラーイ氏が「チョルカ・ゴル」(紡ぎ車の小屋)の落成式を行い、チャクマ王の母で檀家総代のアラティ・ラーイ氏が紡ぎ車の完成を祝った。祭礼の規定に従い、信者たちは夜を徹して糸を紡ぎ、染め、機を織って24時間以内に僧侶たちに「チボル」と呼ばれる法衣を献納した。開会式でデバシシ・ラーイ氏は、仏教精神に基づく平和構築をアピールした。

情報源:バングラデシュ・オブザーバー紙、2004年11月18日