2004/08/06 Fridayauthor: jummanet(n)

ランガマティ県でユニオン評議会委員が射殺され、ジュマ民族10名が誘拐される

 8月5日、ランガマティ県ロンゴドゥ郡ボロ・カタチョラ村で地元ユニオン評議会委員シュクルー・チャクマ(45歳)が未知のテロリストに射殺された。情報筋によると武装した5~6人のテロリストがショクルー・チャクマの住居を包囲し、彼を狙い打ちして即死させたという。警察は現場に行ったが犯行グループを特定できなかった。
一方、ランガマティ県カウカリ郡フォティクチョリ・ユニオンのダブア・バザールから先住民族10名が誘拐された。誘拐されたのは村長のサイルイ・カルバリ(55歳)、元ユニオン評議会委員オン・トワイ・マルマ(30歳)、パイトゥイ・オン・マルマ(40歳)、チョンシャ・マルマ(38歳)、コンジョイ・マルマ(36歳)、ウチモン・マルマ(36歳)、オンチ・トワイ・マルマ(27歳)、ハチャナン・マルマ(22歳)、シャトワイ・マルマ(32歳)、そしてモンシ・オン・チョウドゥリー(40歳)である。情報筋によると約40人の先住民族の武装集団が8月4日午後、ダブア・バザールにやってきて10人を誘拐したという。誘拐犯は親類などから20万タカの身代金を要求している。

情報源:プロトム・アロ紙、2004年8月6日