2004/06/13 Sundayauthor: jummanet(n)

仏教寺院に駐屯地を作らないよう住民が訴える

 ランガマティ県ボルコル郡の仏教徒たちは、国境警備隊(BDR)がファリトゥンギャ・チュグ仏教寺院を破壊し、軍事基地を建設しようとしていることに反対している。2004年6月13日、住民たちは全国記者クラブで記者会見を開き、平野から570メートルの高さにあるファリトゥンギャ・チュグ山にあった仏教寺院を破壊して僧侶たちを追い出した国境警備隊の兵士を罰するよう訴えた。宗教施設の破壊をやめ、憲法で保障された宗教の自由を認めるよう政府にアピールした。彼らによると、国境警備隊は僧侶たちを拷問して追い出した後で寺院を破壊し、「ショヒード・サッタル・ティラ」というベンガル語の地名を書いた看板を立てたという。仏教徒たちは郡行政官を通して首相宛に覚書を2回提出しているが、何の対策も取られず、夜になると国境警備隊が家宅捜索を行うので、住民は生命の危険を感じて避難していると言う。

日刊ボレル・カゴジ紙 2004年6月13日