緊急救援

ランガマティ県バガイチャリ郡サジェクでの襲撃事件(軍による発砲殺害)が発生して間もない2月23日に、今度は、カグラチャリ県の市内(中心部)においてベンガル人入植者によるジュマ住民への無差別襲撃事件が発生致しました。

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(写真:燃え上がるジュマ民族の住宅地。カグラチャリ中心地のMahajon村。2月23日/写真・DailyStar)

現地報道機関、関係機関の情報によると、2010年2月23日午前11時頃、カグラチャリ市内で、ジュマ住民による千名規模の抗議デモに、丘陵ベンガル人学生議会のデモグループが襲い掛かり多数の負傷がでました。その後、ベンガル人入植者グループが無差別に市内の施設に放火し始め、この騒動で50名以上が負傷、66の家屋が全焼、ベンガル人入植者1名が何者かに殺害された模様です。(被害規模については、いろいろな数字が流れ、定まっていません)

行政府はさらに緊急事態宣言を延長し、事態の収拾に向かっています。また自治省大臣は、この地域の軍隊の増員を考えていることをほのめかしています。
また、同日ランガマティ市では、1000人以上のジュマ住民による「人間の鎖」で、県知事事務所を囲む抗議行動が実施されています。

こうしたベンガル人入植者リーダーの無謀な加害行為を、軍が背後で見守り、意識的に野放し(護衛)している報道が多くみられます。また同県のデキナラ、パンチャリ、ランガマティ県のカウカリにもこうした不穏な動きが広がっているようです。

また情報が入りしだい、速報をお届けします。

【参考情報サイト】
Bangladesh Daily Star: Curfew slapped on Khagrachhari
http://www.thedailystar.net/newDesign/news-details.php?nid=127660

【ジュマ住民被害者の支援を行います】
ジュマ・ネットでは、ジュマ被害者の医療費、家の再建等の復興支援を実施する
予定でいます。現在被害状況を調べており、どのような支援事業になるかは現地
ジュマ関係者と協議の上、確定したいと思います。
ご支援いただける方は、以下の口座まで募金をお願いします。

*募金振込先
ゆうちょ銀行、郵便局から郵便振替
振替口座番号:00140-3-722088
加入者名:ジュマ・ネット
*郵便局に備え付けの振替払込用紙に、上の振替口座番号と加入者名、「サジェ
ク支援」とご記入下さい。振り込み手数料はご負担をお願いしております。

*クレジットによる寄付
以下のサイトから寄付できます。↓
https://secure86.chicappa.jp/%7Echicappa.jp-jummanet/join/contrib.html
*サジェック支援寄付かどうかの確認のメールをお送りしますので、その際のお答えいただければ幸いです。

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お問い合わせ先:ジュマ・ネット(Jumma Net)
〒110-0015東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル5F
TEL&FAX:03-3831-1072(火曜~土曜10時~18時)
Email:jummanet@gmail.com
URL:http://www.jummanet.org/
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2月19日から20日にかけて、ランガマティ県バガイチャリ郡サジェク・ユニオンでバングラデシュ政府軍、ベンガル人入植者による大規模なジュマ住民への襲撃事件が発生しました。最低でも死者2名、負傷者25名、寺院を含む200件近い家が焼き討ちにされました。この地域は土地収奪をめぐって2008年4月にも大きな襲撃事件が発生し、ジュマ・ネットとしても支援活動を展開したばかりです。

事件の概要をまとめると以下のようになります。

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(写真:UNDP(国連開発機構)のセンターも襲撃焼き討ち対象になった)

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(写真:ぼうぜんと、泣き崩れる人々、事件後取材に泣きながら応じる少年たち)

■事件発生:2010年2月19日、20日
■場所:バングラデシュ、チッタゴン丘陵ランガマティ県バガイハット郡サジェク・ユニオン
■被害者数:死傷者2名(現地情報では死体を隠した、8名の死者があるという情報がまだたくさん流れています。)負傷者多数。
■全焼された家:37軒(19日夜)、約160軒(20日)、寺院、教会、UNDP村センターそれぞれ1軒
■襲撃のあらまし:

2月19日にサジェク・ユニオンのGangaranDuar地区で、ジュマ住民の土地にベンガル人入植者が家の柱などを強引に立てようとし、それにジュマ住民が抵抗しました。その夜、武装したベンガル人入植者がジュマの住居に火をつけ、35の住居、7つの店、教会、寺院を全焼させました。

翌朝の20日、逃げていたジュマ住民が現場に戻っているところに、再度ベンガル人入植 者がやってきて場所を明け渡すよう威嚇。ジュマ住民が抵抗している場所に、政府軍が訪れ、ジュマ住民を激しく殴打したと言われています。一人のジュマ住民が軍人に抵抗し、なたで負傷させると、それに応じて、軍隊が無差別にジュマ住民に発砲し、その場で最低2名(一部では5名~8名)が死亡し、多数が負傷しました。
それと同時に、ベンガル人入植者がジュマ住民の家に次々と火をつけ、約160軒が全焼しました。現在、同地区は非常事態宣言下に置かれている。

■参考URL:(2010年2月22日の現地英字新聞)
http://www.thedailystar.net/newDesign/latest_news.php?nid=22341
http://www.thedailystar.net/story.php?nid=127367

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(写真:2月19日夜と20日朝に合計約200軒のジュマ民族の家がベンガル人入植者によって全焼させられた。)

現地では政党、仏教寺院、教会、学生評議会等による抗議運動が展開されています。97年の和平協定以降の襲撃事件の中では、非常に規模が大きいだけでなく、軍人による無差別発砲(虐殺事件)という事態は異例のものです。

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(写真:全焼し、焼け落ちた仏教寺院の跡、仏像が1体燃え残った、もう1体の燃え残った仏像は入植者に破壊されたか持ち去られた模様)

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(写真:混乱のさなか、軍はジュマ住民に向かって発砲、最低でも2名が殺害された。さらに殺害されたとの目撃情報が多数あり、死体を隠蔽した可能性がある。非常事態法のもと軍はこの地域をその管理下に敷いた。)

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(写真:焼け出され、村に戻ろうとすると襲撃した入植者たちに戻ってくるなと威嚇されるジュマ住民たちはジャングルの中で避難生活を続けるしかない。)

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(写真:多くの子どもたちも家を焼け出された。ジュマ・ネットが奨学金支援していた子どもたちの家も焼け出されたという・・・)

また、被害者の医療費、家の再建等の復興支援を実施いたします。どのような支援事業になるかは現地ジュマ関係者と協議の上、確定したいと思います。ご支援いただける方は、以下の口座まで募金をお願いします。

【募金振込先】
ゆうちょ銀行、郵便局から郵便振替
振替口座番号:00140-3-722088
加入者名:ジュマ・ネット
*郵便局に備え付けの振替払込用紙に、上の振替口座番号と加入者名、「サジェク支援」とご記入下さい。振り込み手数料はご負担をお願いしております。

【クレジットによる寄付】
以下のサイトから寄付できます。↓
https://secure86.chicappa.jp/%7Echicappa.jp-jummanet/join/contrib.html
*サジェック支援寄付かどうかの確認のメールをお送りしますので、その際のお
答えいただければ幸いです。

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お問い合わせ先:ジュマ・ネット(Jumma Net)
〒110-0015東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル5F
TEL&FAX:03-3831-1072(火曜~土曜10時~18時)
Email:jummanet@gmail.com
URL:http://www.jummanet.org/
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