エクパタでバングラデシュに平和を

あたりまえの「平和」のために
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エクパタ・キャンペーンは、バングラデシュ政府が先住民族との間で結んだ和平協定を実施するよう私たちひとりひとりが呼びかける運動です。

みなさんからのエクパタは、ジュマ・ネットがバングラデシュ政府に届けます。

チッタゴン丘陵の紛争を解決できるのは、
先住民族でも国連機関でもなくバングラデシュ政府です。
私たちが平和を願っていることをバングラデシュ政府関係者に伝え続けることで、少しづつ変わっていきます。彼らの心を動かしましょう。

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バングラデシュのジュマ民族と紛争

 バングラデシュ南東部の山岳地帯にモンゴロイド系の先住民族であるジュマ民族約60万人が住んでいます。バングラデシュ政府はこの先住民族の人権を無視し、土地を非合法に奪う政策を続けてきました。
 1970年代から紛争になり、多くの犠牲者を出しながらも、1997年に先住民族リーダーとバングラデシュ政府の間で和平協定が締結されました。この協定は国際的にも歓迎されました。

 

1997年12月和平協定締結、しかし守られない約束

写真3 この和平協定は、先住民族難民の安全な帰還、先住民族兵士の復職、国内避難民の支援、先住民族の自治、軍隊の撤退、奪われた土地の返還作業など、先住民族の権利を守るために最低限必要な内容を含んでいます。
 しかし、バングラデシュ政府はそのほとんどを実施してきませんでした。そのため、今も不当な土地の収奪や深刻な人権侵害が続いています。


10年経った今日も

 軍による迫害はひどくなるばかり。軍に扇動された入植者は土地を奪い、レイプや暴力も裁かれません。ジュマは自分の土地で難民となり、
数で圧倒されて選挙にも勝てず、窮地に追い込まれています。

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和平協定が実施されれば

 軍隊による日常的な迫害がなくなり、農的な暮らしを取り戻し、文化も守れ、入植者は平野部で生活を立て直し、ジュマの人々は足元の問題を自分たちで決め、国政にも声が届き、争いがなくなり平和共存できるはずでした。

 

 

和平協定が実施されジュマの人々が安心して暮らせるように、あなたのメッセージをそえてエクパタを送って下さい