出張

2013/12/24 Tuesdayauthor: JummaNet サイト管理者

ルニーとショバラニ

共同代表の下澤です。

もうずいぶんと時間が経ってしまいましたが、今年の8月に久しぶりにバングラデシュ、チッタゴン丘陵に行ってきました。これまでは共同代表のトムがバングラデシュ出張をしていてくれたのですが、バングラデシュ政府が入国を拒否したため私が今バングラデシュ出張をするようにしています。

ルニー(左)とショバラニ(右)は今ダッカのカレッジで勉強しています。
モノゴールで10年生まで勉強していて、ジュマ・ネットも支援をしていたのですが、成績が優秀ということで、支援を継続してほしいと要請したのです。ジュマ・ネットでも議論をし、継続を決めました。で、さっそく様子を見に行ってきました。

校長先生の許可を得て、会うことが許されました。新しい学校の制服を着た二人が出てきて、私を見ると、誰か気づいたようで笑顔になりました。

「新しい学校はどうですか?」
「なれないことが多いですが、楽しいです」
「勉強はどうですか?」
「ものすごくレベルが高く、ついていくのが精一杯です」
「実家には戻りますか?」
「イード休みには戻ります。今から楽しみです」

二人はちゃんと卒業できるでしょうか?不安と期待の両方を笑顔ににじませていました。

「将来はどんな職業に?」
「医者です」とショバラニ。
「NGOです」とルニー。

成長が楽しみですね。

ルニーとショバラニ.jpg


共同代表 下澤
2010/11/12 Fridayauthor: JummaNet サイト管理者

2010年8月出張② カグラチャリⅠ いよいよチッタゴン丘陵へ

カグラチャリは首都ダッカから 長距離バスで約6時間。

ただでさえエアコンもなく暑苦しいバスなのに加え
急ブレーキとクラクション乱発の激し運転に
 イスから振り落とされそうになりながらの6時間です。

 それでもシブトク寝続ける私に、隣の成松くんは呆れ顔。
寝る以外にすることないんだもん。ぶぅ

山道でタイヤがパンクして、一時停車。
すると近くにジュマ11民族の一つ、トリプラ族の村がありました。

 突然現れた外国人に驚いて、子どもたちは逃げる逃げる。
あっという間に誰もいなくなってしまいました・・・。かなしい

めげずにカメラを持って一人近づいていく成松くん。
しばらくして彼が戻ってくると さっきまで逃げていた子どもたちが
彼の後ろをついて集まってきました。

落ちていた紙ごみで鶴を折ってあげたら喜んで寄ってきたそうです。 _DSC4597.jpg
折鶴だけでこんなにはしゃぐなんて 可愛い過ぎる

タイヤ交換が終わり再出発すると すぐにカグラチャリでした。

 検問所で、軍人がバスに乗り込んできて 記帳を求められました。

軍人の肩には大きなライフル銃。
人を傷つけ、殺すことだけを目的に作られた物体。
実際この銃から放たれた銃弾に倒れた人がいたかも知れない・・・。
そんなものが私の目の前、顔から20㌢のところでブラブラしているんです。
不気味で、嫌で、激しい嫌悪感を覚えました。

まさか自分が一生のうちに
こんな物の傍によることになるなんて
思ってもいませんでした。

 でも、あの折鶴ではしゃいでいた子たち あの子たちは
生まれた時からそんな物がごく身近にある生活を送っている。

 生まれてくる子どもは親を選べない。
 つまりは、生まれてくる国も時も選べない。

選べなくても、いつ・どこに・誰のもとに生まれても
私のような恵まれた環境を子に与えることができる様になるまで
 人類はあと何百年、何千年、殺しあうのでしょうか。

 カグラチャリ市内に着く頃には
日が落ちてあたりは薄暗く、雨が降っていました。

 ジュマ・ネット事務局
スタッフきん

2010/10/24 Sundayauthor: JummaNet サイト管理者

2010年8月出張① ダッカⅡ

ダッカでは多くの関係者と面会しました。

 チッタゴン丘陵国際委員会関係者
スルタナ・カマル女史
サラ・フセイン女史
メグナ・グハタクラ女史

みなさん、バングラデシュでは著名な弁護士・教授で大変お忙しい方々ばかりです。

ジュマ・ネットのスタッフでもなければ
彼らのオフィスで会って、じっくり話をするなんて贅沢なかなかできません!

な・の・に 勉強不足で、この素晴らしい機会を最大限に生かすことができなかったんです。
 何やってんだ、自分

みなさん、知識の豊かさ、頭のキレの良さが 話しからにじみ出ていました。

もっと勉強していれば もっともっと色んな質問をして
もっともっともっと学びの多い時間になったのに。

悔しくてたまりませんが、まだ次がある!ということで
次回、みなさんにお会いするまでに勉強して

 「Listen to」ではなく、「talk with」できるようにしたいと思います!
当面の、次回出張時までの私の課題です。

同じく委員会メンバーであるショポン・アドナン氏(右)と共同代表下澤 shopon
(右側に私もいたのですが、あまりにも疲れてブサイクだったので削除)

 ショポンさんは現在バンドルボン地域の土地収奪に関する調査を行っています。
今回、その調査で行った聞き取り資料の山を見せて下さいました。

現場の人々から聞き取りを行った時の録音テープを書き起こししている最中で
テープとメモの山がすごいことになっていました。
でも調査は予定通り順調に行われているとのことで
10月末には報告書の下書きが出来上がるそうです。

今回の調査では、土地収奪の様々な手法が明らかになります。
 手法が明らかになることで、対抗策を講じられるようになるといいのですが。

 現地NGOマルシェルジョンノのタンドラ・トリプラさんともお会いしました。
_DSC5639.jpg
左からタンドラさん、共同代表下澤、スタッフきん

 マルシェルジョンノには2月の襲撃事件の緊急支援を委託しています。
 しかし、事件発生から半年が経った8月の時点でも、NGO局からのプロジェクト許可が下りず
ジュマ・ネット支援者のみなさまから頂いた支援金も送金出来ていません。

プロジョクト担当者のタンドラさんに、心配している旨、伝えました。

彼女は、許可以外の準備 被害者家族のリスト作りや支援の方法などはすでに出来ていて
許可が下り次第、すぐに緊急支援を開始出来る状態であること。
彼女の持ちえる人脈を駆使して支援が順調に進められるよう手配していること。
そして、許可が近々下りると確信していることを話してくれました。

事前に被害者家族と面会し、被害者たちが現在も困窮した状況にあることを確認していたこともあり 今回はまた彼女に一任し、連絡を待つことにしました。

ジュマ・ネット事務局
スタッフきん

2010/10/19 Tuesdayauthor: JummaNet サイト管理者

2010年8月出張① ダッカⅠ

2010年8月4日から10日間のバングデシュ現地出張。
初めていった 私スタッフきんのレポートです。

私も、同行者の成松くんも初めてのバングラデシュなので
二人とも10日間キョロキョロしっぱなし。
その隣で指導役の下澤さんが昔話を絡めながら説明する
という一行となりました。

まず最初に圧倒されたのが、ダッカの大都市ぶりです。
city.jpg


綺麗に舗装された道路に、行きかう高級車。高いビルに、広告看板。
行きかう人々の中には、ブランド物のバックを肩にかける若い女性たちの姿も。

_DSC5297.jpg


マーケットもカラフルで活気があり
一見、「NGOの天国」と称される程に支援を必要としている国には見えませんでした。

そして私が一目で恋に落ちたのが
_DSC4329.jpg


子どもたちの笑顔です。

甥と姪が生まれてから、めっきり子どもに弱くなった私ですが
バングラの子どもたちは、また一段と可愛い

外国人の私たちに興味津々で
最初はおっかなびっくり、こちらの様子を伺っていますが
こちらが笑いかけたり、手を振ると、屈託のない人懐っこい笑顔が返ってきます。
この少女の笑顔と出会ってから、滞在中はずっと
暇さえあれば子どもたちの笑顔を捜していました。
出張の疲れも、この笑顔をみれば吹き飛ぶんです。

アレついてくる・・・?
_DSC4373.jpg


後ろをずっとついてくる子どもがいると気がついた時には
もう数人に膨れ上がっていました。 ストリートチルドレンです。
年配の女性たちもいました。

大都市ダッカのもう一つの顔。

やせ細った体に汚れたボロボロの服を着て
決して笑顔をみせない子どもたち。

お金を渡すと群がる人数は増えるばかりで、きりがありません。
けど渡さなければ、ずっと着いてきてはお金をくれと訴え続けます。

その子達から逃げるように立ち去る自分が情けなくて
泣きべそもかきましたが、今もまだ心の整理ができていません。

バングラデシュ1日目は 今の途上国のありのままの姿を体感したようです。
進む経済発展と、広がる格差・取り残される人々。

出張の最大のご褒美は子どもたちの笑顔。
一番つらいことは子どもたちの辛そうな姿。

次回の出張も、またあの笑顔に出会えるのかと思うと楽しみですが
またストリートチルドレンにも出会うのかと思うと胸が締め付けられます。

ジュマ・ネット事務局
スタッフきん

このページの写真はすべて成松辰彦くんが撮影・提供してくれたものです。  
  無断ダウンロード・無断転用は固くお断りします。