2015/08/20 Thursdayauthor: JummaNet事務局

スルタナさんと会いました

2008年から活動を活発に展開してきた、チッタゴン丘陵国際委員会 委員長の
スルタナ・カマール氏にお会いしてきました。

委員会は、2009年、2010年とハシナ首相との対話を実現させ、
軍の一部をチッタゴン丘陵から撤退させるなど、
チッタゴン丘陵の和平に大きな貢献をしてきました。

しかし、2011年以後、内務省からの強い規制を受け、
現地に入ること、住民と対話をすることもできず、
今も可能な範囲で活動を続けています。
今後の活動の可能性なども聞かせてもらいました。

IMG_6292.jpg  (スルタナ・カマール氏  アイン・オ・サリッシュの事務所で)

スルタナ氏は、バングラデシュでも著名な女性人権活動家です。
また、現首相のハシナ氏とも小さいころからの友人で彼女のことをよく知っています。
私がハシナ首相の真意を聞くと、

「彼女は率直で、誠実な人だ。」
「しかし、政党の長として多様なステークホルダーのバランスをとらざる得ない。」
「その中でチッタゴン丘陵問題を軍に手放す交渉をしたのだと思う」

といったコメントが印象的でした。
彼女の解説はいつもリアルで説得力があります。

チッタゴン丘陵国際委員会の活動が制約を受け、
また外国人のチッタゴン丘陵への入域も規制されて、
片方で資金的にも厳しい活動をどう考えますか?
という質問に対して、

「活動資金のことはいずれ解決するでしょう」
「あきらめないための、モラルサポートがほしい」
といっていたことが心に沁みました。

ジュマ・ネットは2009年に彼女を日本にお呼びしました。
その際別れ際にプレゼントしたお茶碗を今も使ってくれていました。
(手元に写っている茶碗がそうです)

こういったところにも人柄がでているなぁ、と思いました。

(共同代表 下澤嶽)