2015/08/15 Saturdayauthor: JummaNet事務局

ダッカ大学のSikder先生と 先住民族の母語教育のことお聞きしました

今、バングラデシュに出張に来ています。

最初は、バングラデシュの先住民族の母語教育システムを開発中である、ダッカ大学のSikder Monoare Murshedさんに会いました。Sikderさんは、昨年の10月にジュマ・ネットの勉強会に来ていただいた方です。


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  (ダッカ大学の彼の研究室で)

バングラデシュ政府が先住民族の母語を正式に教育システムに入れることは、非常に画期的なことと思います。彼がかかわっているプロジェクトはバングラデシュでも初めてて、ベンガル語に馴染まない先住民族の子どもたちが、まず先住民族の母語で教育を受けて、4年生で完全にベンガル語による授業につなげていくというものです。

このプロジェクトによって、それぞれの先住民族は、独自の文字、またはローマ字かベンガル語で、分たちの文字の表記方法を考えることになっています。

現在進んでいる先住民族の母語教育はすでにChakma、Marma、Tripura、Garo、Oraon、Santarと6つの民族のそれぞれ5つの学校が選ばれ、母語テキストづくりも進んでいるということです。

政府の政策で進んでいるものの、教師の育成や、母語の表記方法をめぐって統一した意見にならなかったり、なかなか苦労も多いようです。

ジュマ・ネットとしても、何か今後の連携ができるといいなと思いました。

また12月の国際ベンガル学会にもこられるということで、また話しましょうとお別れしました。