2014/12/13 Saturdayauthor: JummaNet サイト管理者

【現地通信員ブログ】ジュマの人たちの食事

みなさんこんにちは!
現地通信員としてこちらの様子をお届けします田中志歩です。
現在、静岡文化芸術大学を休学してチッタゴン丘陵地帯にある「寄宿舎学校モノゴール」で日本語ボランティアとして働いています。

お元気ですか?
子どもたちは現在進級試験。9年生や10年生の中には12時を過ぎても一生懸命に月明かりと懐中電灯の光で勉強する子供たちがモノゴールの中でもあちらこちらで見かけることができます。
バングラデシュの新年は4月。のため、日本のように1月にお正月の準備を行うこともなく年の瀬も普段と変わらずに過ごすそうです。
モノゴールの子どもたちは、試験が終わったら実家に1か月帰るのですが
オフィスの職員さんたちは普通に仕事をするそうです。
丘陵地帯の先住民族の中には、パンクワ民族・ボン民族・ルシャイ民族をはじめとして
クリスチャンの人々もいるので、クリスマスに向けて楽しみにしている生徒たちはいます。

今日は、丘陵地帯の食べ物について紹介していきたいと思います!
バングラデシュ!と聞くと多くの人が思い浮かべるのが「カレー」
しかし、ここ丘陵地帯に住んでいる先住民族の人々が食べているおかずは少し違います。
丘陵地帯に住む先住民族の人々の料理は11民族いますが、みんな味付けはよく似ています。
少しずつ違いはあるのですが、魚ペーストの「ナッピ」と呼ばれる調味料で味付けをします。
少し栄えている町やチッタゴンに近い町、それぞれの県のメインタウンなどで生活している人は「モシュラ」と呼ばれる香辛料(ウコン、ターメリックなどベンガル人が多く食事に用いる香辛料)を使う家庭もありますが、村ではこれらをあまり使う人が少なく
日本人に近い味付けでご飯を食べることが多いです。

モノゴールでは、香辛料を使った料理のほうが少し多い割合で出るのですが
マルマ民族やクミ民族の村で食べたナッピだけのおかずは日本の煮物によく似ていて
懐かしい味がしました。
また、ムスリムの人々が食べない豚肉を食べたり
筍を食べることでも知られています。
たけのこbrightened.jpg
こちらが筍!
ダッカやほかの地域に住んでいる人にとってはあまり目にすることがないようで
筍いいなーと、よくうらやましがられます。筍も煮たり、いためたりと
さまざまに調理されます。
なっぱ.jpg
そして、菜っ葉!
ホウレンソウのお浸しのような味がします。これも魚ペーストの調味料を少し入れて薄味に仕上げます。
バングラデシュでも大根が今旬!大根の煮込みがおいしいです。
また、川がにや川貝などもみんなの大好物!
カニは甲羅つきを歯で甲羅を割って食べます。
甲羅ごと食べている人も少なくありません。私もトライしたのですがさすがに甲羅はあんまりおいしくなかったです。
かに.jpg
貝も、食べ方が変わっていて貝の入り口に口を添えて、息を吸い込みながら
貝の中の身を食べます。結構高等技術!
私ははじめこれができなくってみんなに笑われていましたが何度か練習したら私もできるように!すった瞬間辛い味付けの実が口の中に入ってくるので
辛い物が苦手な方にはあまりお勧めではありませんが、おいしいです。
貝.jpg
そして、おやつ
ピデと呼ばれるこのおかしたちですが、お米からできています。
おやつ.JPG
揚げたものや、蒸したもの、バナナの皮でつつんだものや、焼いたもの
ココナツが含まれていたり、はちみつが入っていたりとさまざまですが
とってもおいしい!地元もひともみんな大好き。
また、甘いもち米をココナツと一緒に混ぜたご飯もよくおやつとして食べられています。
もちごめ.jpg

まだまだ、紹介しきれていない料理もありますので
また、第2弾として紹介したいと思います。
今回の料理は、主にクミ民族の料理を紹介しました!
私も帰国までにたくさん料理を覚えたいです。

現地通信員・田中志歩