2010/11/12 Fridayauthor: JummaNet サイト管理者

2010年8月出張② カグラチャリⅠ いよいよチッタゴン丘陵へ

カグラチャリは首都ダッカから 長距離バスで約6時間。

ただでさえエアコンもなく暑苦しいバスなのに加え
急ブレーキとクラクション乱発の激し運転に
 イスから振り落とされそうになりながらの6時間です。

 それでもシブトク寝続ける私に、隣の成松くんは呆れ顔。
寝る以外にすることないんだもん。ぶぅ

山道でタイヤがパンクして、一時停車。
すると近くにジュマ11民族の一つ、トリプラ族の村がありました。

 突然現れた外国人に驚いて、子どもたちは逃げる逃げる。
あっという間に誰もいなくなってしまいました・・・。かなしい

めげずにカメラを持って一人近づいていく成松くん。
しばらくして彼が戻ってくると さっきまで逃げていた子どもたちが
彼の後ろをついて集まってきました。

落ちていた紙ごみで鶴を折ってあげたら喜んで寄ってきたそうです。 _DSC4597.jpg
折鶴だけでこんなにはしゃぐなんて 可愛い過ぎる

タイヤ交換が終わり再出発すると すぐにカグラチャリでした。

 検問所で、軍人がバスに乗り込んできて 記帳を求められました。

軍人の肩には大きなライフル銃。
人を傷つけ、殺すことだけを目的に作られた物体。
実際この銃から放たれた銃弾に倒れた人がいたかも知れない・・・。
そんなものが私の目の前、顔から20㌢のところでブラブラしているんです。
不気味で、嫌で、激しい嫌悪感を覚えました。

まさか自分が一生のうちに
こんな物の傍によることになるなんて
思ってもいませんでした。

 でも、あの折鶴ではしゃいでいた子たち あの子たちは
生まれた時からそんな物がごく身近にある生活を送っている。

 生まれてくる子どもは親を選べない。
 つまりは、生まれてくる国も時も選べない。

選べなくても、いつ・どこに・誰のもとに生まれても
私のような恵まれた環境を子に与えることができる様になるまで
 人類はあと何百年、何千年、殺しあうのでしょうか。

 カグラチャリ市内に着く頃には
日が落ちてあたりは薄暗く、雨が降っていました。

 ジュマ・ネット事務局
スタッフきん