2014/07/23 Wednesdayauthor: JummaNet サイト管理者

国境警備隊、ランガマティ県バガイチョリに大隊本部を設置へ

バングラデシュ国境警備隊(BGB)が、ランガマティ県バガイチョリに大隊本部の設置を計画している、ということが伝えられた。
BGBは、バガイチョリにすでに本部(第39部隊)がある。
これに加えて、別の部隊(No.54)のための新しい本部を同郡のサジェクに造るつもりのようだ。
7月19日(土)、シャリフ中佐率いるBGBチームが第54部隊の用地を選ぶためにサジェクユニオンのゴンガラムを訪問した。
ゴンガラムのUjoバザールで、彼らはUjoバザール管理員会の代表:ジョティ・ラル・チャクマに、本部設置に適した用地を探すため地域を回るのに同行するよう要請した。
しかし、ジョティ・ラル・チャクマは彼らに従うのを拒否し、長老が『公衆の代表者やCHTの有力者の同意なしにBGBキャンプのために用地を与えたがる者は誰もいないだろう』とBGBの将校に言った。

明らかに彼らを威圧しようと、BGB指揮官は次のように言った。
人々は行政区画地域に住まなければならない。だが、なぜこんなに多くの村が保安林の中にあるのだ。
(保安林での定住は禁止されている。)

ジョティ・ラルは次のように返答した。
"かつて私たちは行政区画地域に住んでいた。しかし、なぜ私たちがこれらの地域から立ち去らなければならなかったのかを、なぜこれまでどの将校も尋ねなかったのか。"
(彼らは、軍の抑圧とベンガル人入植者の襲撃のため行政区画地域を立ち去らなければならなかった。)

BGBチームがUjoバザールを離れる際、数ヤード通り過ぎてからその地域一帯を見るために戻ってきた。
ジョティ・ラル・チャクマはCHTニュースに次のように話した。
最近BGBは頻繁にその地域に行っていた。それはサジェクに大隊本部を造るかもしれないという懸念を強めている。
BGBの大隊本部造成という名目でジュマの人々を立ち退かせるためのいかなる陰謀もサジェクの人々は容認できない、と彼は言う。

"もしサジェクで村人を追い出してBGBキャンプを造るならば、人々は徹底的に抵抗する準備ができている"と彼は忠告した。


抄訳・青山