2014/02/19 Wednesdayauthor: JummaNet サイト管理者

チッタゴン丘陵国際先住民族評議会(ICIP-CHT)、国連人権理事会に女性への暴力に関する文書を提出

チッタゴン丘陵の先住民族による国際団体であるICIP-CHTは2月16日、同地域における女性への暴力に関する文書を国連の人権理事会に提出した。文書では、1970年代の紛争時より、軍や政府によってベンガル人を使った女性への性暴力が意図的に行われ、それが現在も継続していることを指摘した。現在でも、レイプやレイプ未遂、誘拐、拷問、殺害など多くの先住民族女性が被害に遭っており、報告される加害者のほとんどが軍関係者かベンガル人である。しかし、ほとんどの加害者が処罰されないままであることが問題である。
ICIP-CHTは、以前に国連先住民族問題常設フォーラムからこうした問題に対して出されている勧告があることを強調し、バングラデシュ政府がこれに従う必要があることを強調した。さらに、国連の女性に対する暴力に対する特別報告者のバングラデシュ訪問を促すよう、人権理事会に要請している。