2014/01/16 Thursdayauthor: JummaNet サイト管理者

インドロモニ・カルバリ村住民の首相宛の要請書について

2013年12月11日
カグラチョリ丘陵県ディギナラ郡第51ディギナラ・モウザ 第4ディギナラ・ユニオンのインドロモニ・カルバリ村と周辺の村々の村人たちは、首相宛の要請書でボラダム陸軍仮設駐屯地に関して幾つかの要求を申し立てている。要請書によれば、ボラダム駐屯地は2004年に地元住民の同意なくボラダム村に建設されたという。 さらに2004年にボラダム村から数マイル離れたインドロ・カルバリ村に駐屯地が移転された。駐屯地が建設されてから地元住民は様々な嫌がらせや迫害を受けており、それは今日も続いている。 駐屯地は、地元の人々の安全を守る建前で設立されたにもかかわらず、実際には周辺の村々に脅威となっている。駐屯地は、ボッドラージ・チャクマさんが農業に使っていた2エーカーの土地に建設された。 軍は駐屯地を建設する前に住民の許可を求めず、地主に補償金も賃貸料も支払っていない。

最近、軍はボッドラージ・チャクマさんの他の所有地にも駐屯地を拡張した。 しかし、彼は恐れのあまり、抗議することができなかった。 駐屯地が拡張された土地にボッドラージさんは多くの果樹を植えていた。

2013年12月10日午後2時ごろ、ボッドラージ・チャクマさんの妻であるシャントナ・チャクマさん(45歳)と15歳および13歳の少女2人が果樹の手入れのために駐屯地の拡張地に入ろうとしたところ、駐屯地の司令官、アブドゥッラー大尉が率いる数名の軍人に止められた。 シャントナ・チャクマさんは兵士たちと激しく口論した。 ある時点で、ドゥル准尉をはじめとする軍人たちが3人の女性を竹の棒で攻撃し始めた。 シャントナ・チャクマさんは頭部に重傷を負い、ディギナラ郡保健所で治療を受けた。 他の2人は応急手当てを受けてから帰宅した。

村人は、そもそも村の真只中に駐屯地を設けるべきではなく、それは住民の安全を守るどころか、かえって生活の脅威となっていると訴える。

村人たちは、次のことを要求している:
a) カグラチョリ地域第28ディギナラ管区ボラダム仮設駐屯地を即時解体すること。
b) アブドゥッラー大尉とドゥル准尉を、シャントナ・チャクマさん、オルチョナ・チャクマさん、アイナ・チャクマさんを虐待した罪で懲戒処罰して除隊させること。 
c) このような事件が再発しないよう適切な予防措置を取ること。
d) 駐屯地のために収容された土地に対して、その所有者であるボッドラージ・チャクマさんに適切な補償金を支払うこと。