2013/10/15 Tuesdayauthor: JummaNet事務局

国境警備隊の本部造成のためにディギナラの先住民族の50世帯を立ち退かせる

最近カグラチョリ県行政機関が、先住民族の所有であるディギナラ郡の31.63エーカーの土地を、国境警備隊の本部を造成するために取り上げた。
地元の先住民族の50世帯の村人は、先祖から住みついた土地から退去させられるのではないかと心配している。

片方で地元行政は、登記がされている土地はわずかで、27.61エーカーが無主地であるとしている。

ディギナラ地区のヘッドマンであるパンドゥール・チャクマは、国境警備隊本部の設置の名目に、 先住民族の土地を取り上げるのが目的だとし、本部設置はベンガル人入植者の定住を強化するものだと述べている。

9月24、25日には、民主青年フォーラム、丘陵女性連盟、統一人民民主戦線などの組織が、カグラチョリ市内でデモ行進を行った。丘陵人民統一協会の広報担当であるマンガル・クマール・チャクマは、今回の土地の収奪は、不当であり、許せないものだと述べている。

23日の衝突に関して、陸軍ディギナラ・ゾーンの大佐によると、まだ行政機関は本部建設を実施していない、しかし土地については、政府が十分な補償金を支払うだろうと述べている。


(2013年10月4日のkapaeeng Foundationのメルマガを要約)