2013/05/13 Mondayauthor: JummaNet事務局

政党間の「仲間同志の抗争」を止めるよう、人間の鎖で抗議

チッタゴン丘陵市民委員会(CHTCC)のリーダーたちは、4月28日、ランガマティ 市内を行進し、ニュー・コート・ビルの前で人間の鎖をつくりながら、ジュマ 政党グループの「仲間同志の抗争」をただちに止めるよう呼びかけた。
 
市民委員会のリーダーたちは「政党間の人間同志が誘拐、殺害を繰り返すことで何も解決しない。民主的で平和な方法で政治を行うべきだ」「平和に暮らし たい、双方は話し合いのテーブルにつくべきだ」と、チッタゴン丘陵人民連帯 協会(PCJSS)と、人民民主統一戦線(UPDF)を名指しで訴えた。
 
人権を無視し、殺害や誘拐が最近のチッタゴン丘陵では日常化してしまっている。そのため多くのジュマの人々は、きょうだいを失い、未亡人、孤児が増加 していると嘆いている。こうした仲間同士の抗争を止めさせる時にきている、 和平協定が署名されてから15年が過ぎているが、多くが実施されていないとリー ダーたちは主張している。
 
彼らは和平協定の完全実施を呼びかけ、土地問題解決も含め、ジュマ社会が大 きく一つにつながることを訴えた。
同様の人間の鎖は、バンダンバンでも同日行われた。
 

(2013年4月29日のBangladesh Dairy Star の記事を下澤が要訳)