2013/04/15 Mondayauthor: JummaNet事務局

マティランガで入植者による襲撃事件,27家族が攻撃のため避難

2013年4月5日、チッタゴン丘陵のカグラチャリ県マティランガ郡のプラン・クマール・パラで、ベンガル人の入植者による襲撃事件が起きた。

被害者によると、最初の襲撃は4月2日に起きたという。40-50人のベンガル人入植者がプラン・クマール・パラのドゥルジョイ・トリプラ氏の家を囲み、「UPDFの人間を見なかったか」と尋ねた。ドゥルジョイが「知らない」と答えると、入植者たちは彼の殴打を始めた。また、彼らはパルタン・ジョイ・トリプラ氏の家のドアも壊していった。被害者たちの証言によれば、襲撃中、バングラデシュ国境警備隊(BGB)の兵士がベンガル人入植者たちの背後にいたという。

二度目の攻撃は4月5日の起きた。被害にあったダナ・ビカシュ・トリプラ氏(37歳)はこう述べる。「夜中の1時半くらいでした。2000人から3000人の入植者たちがAmtoli UnionやBornal Unionからやってきて、四方を囲み ました。私の家を攻撃する前に、ベンガル人の家の屋根に石を投げたり、爆竹を鳴らしたりしました。彼らは私をひどく殴りつけました。頭を殴られて、地面に倒れました。妻と母、兄弟たちが私を助けようと駆け寄ると、家族も皆殴打されました。入植者たちは「アッラー・アクバル」などと叫んでいました。」
攻撃者たちは彼の自宅、店、テレビ、自転車、その他家財道具を破壊し、店の品物や携帯電話などを強奪したという。ほかにも約10名が負傷した。

全ての村人が逃げ出し、Gopmti Unionのアプルノ・マハジョン・パラなどの親戚宅に身を寄せているという。また、被害者の一部は歩いてカグラチャリ市にたどり着いた。

出典:chtnews.com (4月8日)
抄訳:木村真希子