2009年9月 記事一覧

2009/09/13 Sundayauthor: JummaNet サイト管理者

トリプラ人女性、入植者に殺害される

情報源:カパエン財団、LARA

 2009年9月4日の朝、カグラチョリ県モハルチョリ郡シンドゥクチョリ村で、Ms.ポネマラ・トリプラさん(50歳)の遺体が同村の焼畑地で見つかった。9月3~4日の夜にベンガル人入植者に殺害されたのではないかと疑われている。ポネマラさんと夫のビビシャン・トリプラさんは、収入を増やすために、それぞれ別のところに焼畑を作っていた。9月3日の夜は出作り小屋に別々に泊まって畑の番をしていた。ところが、4日早朝にビビシャンさんが妻のポネマラさんに声をかけたところ、返事が無かったので心配になり、作り小屋に探しに行っても見つからなかったので、村人に捜索を頼んだところ、彼女が番をしていた焼畑から約1キロ離れたところでその遺体が発見された。右の耳に傷跡があったが、小川で溺死させられたのではないかと疑われている。

同じシンドゥクチョリ村に住むアフサル・ガジ、カイルル・イスラム、ルスタム・アリ、ノアブ・アリという四人のベンガル人入植者が何度かポネマラさんの土地を取ろうと試みたことがあり、事件への関与が疑われている。彼らは2006年にポネマラさんの土地を奪い取ろうとしたが、地域評議会や市民社会が止めに入ったため、果樹園が壊されるのに留まった。また、2009年5月10日にも同じ入植者たちが「土地を明け渡さなければ殺すと」と言ってポネマラさん夫婦を脅迫し、畑を破壊した。ポネマラさん夫婦は、カグラチョリ選出国会議員ジョティンドロラール・トリプラさんとモハルチョリ郡行政長官シャリフル・アリフさんに問題を訴えたが、対策は講じられなかった。

グイマラ警察署のラシェド署長は不特定のベンガル人4人とトリプラ人1人を容疑者とする殺人事件を立件し、9月6日にショロ・アナ・トリプラという村人を逮捕した。警察がトリプラ人青年に濡れ衣を着せ、入植者の関与から目を逸らそうとしているのではないかと遺族は疑っている。、9月6日、ダッカでバングラデシュ先住民族学生行動フォーラムと丘陵学生評議会がこの事件に関して抗議集会を開催し、真相究明と犯人の処罰を訴えた。