2007/07/01 Sundayauthor: jummanet(n)

選挙管理委員会はCHT有権者名簿の作成開始を発表、先住民族リーダーは和平協定に沿ったものを要求

初出:2007.07.01

デイリー・スター紙2007年7月1日

暫定政権の選挙管理委員会は、近々、チッタゴン丘陵地帯で総選挙向けに有権者名簿の作成作業を開始すると発表した。カグラチョリ県選挙管理事務所の高官は「「国会選挙のための有権者名簿は各選挙区で一つだけとする。有権者を宗教、人種、カースト、性別で区分する特別な有権者名簿は作成されない」と定める憲法121条に従って新しい有権者名簿を作成する」とコメントしている。ジュマ民族リーダーは、和平協定およびカグラチョリ県評議会法第17条で定める通り、(ベンガル人入植者を含めず)永住者だけからなる有権者名簿を作成するよう強く要求している。PJCSSリーダーで地域評議会委員のK.S.モン氏は、「選挙管理委員会の決定を聞きました。政府も選挙管理委員会もこの件について我々に何も話していません」と苦言を述べた。