2007/01/08 Mondayauthor: jummanet(n)

カグラチョリ県ラムゴルで入植者による襲撃事件

初出:2007.01.08

(ニュース・フロム・バングラデシュ紙・UPDF人権監視部門、2007年1月8日)

1月8日、カグラチョリ県ラムゴル町で突然はじまった入植者の攻撃でジュマ民族およびボルア民族が少なくとも5名負傷した。午後1時半ごろ、ラムゴル町T&T地区でヌル・コミッショナー氏率いる入植者グループが無差別に暴力を振るい始めた。彼らはジュマの住居に火をつけようとしたが住民の抵抗により阻止された。負傷者はMs.カマラ・デビ・チャクマ氏(45歳)、Ms.シュミトラ・デビ・チャクマ氏(18歳)、短大生のボシュ・チャクマ氏(18歳)、ボレン・ビカーシュ・チャクマ氏(18歳)、Ms.ニロード・ショナ・チャクマ氏(45歳)とノヨン・チャクマ氏(18歳)。Ms.カマラ・デビ氏とMs.シュミトラ・デビ氏は重傷を負った。ラムゴル町は元々ジュマが人口のほとんどを占めたが、フェニやノアカリなど平野部からの入植者の流入で今は人口の2/3が入植者である。T&T地区は町内の残り少ないジュマ居住区であり、町からの締め出しと土地収奪が目的と考えられる。