2006/12/03 Sundayauthor: jummanet(n)

ジュマに対する相次ぐレイプ事件

初出:2006.12.03

2006年8月27日、午後2時ごろ、ランガマティ県バガイチョリ郡パックアカリ村で、Sチャクマさん(10歳)が、自宅に一人でいるときに、モハマド・ビッラル(26歳)というベンガル人入植者にレイプされた。

2006年9月6日午後4時ごろ、ランガマティ県ラジャストリ郡ムロドン村でNマルマさん(11歳)が近所に住むベンガル人のショントシュ・ダーシュ(37歳)によって強姦された。犯人はお金やチャナチュルというお菓子で少女を近くの林に誘い出してから彼女を強姦した。警察はダーシュ容疑者を逮捕した。

2006年10月7日、夜10時ごろ、バンドルバン町のお寺で法事に出席した後に帰宅途中の数名のマルマ女性が強姦未遂に遭った。バンドルバン県ラウンギ村のUマルマさんと夫のサアウンプルー・マルマさんがバンドルバン町イスラムプール地区を通りかかったところ、ベンガル人の集団がサアウンプルー・マルマさんに暴行を働いて近くの森に連れ出し、Uマルマさんの服を無理やり脱がせて強姦しようとした。しかし、叫び声を聞いた近隣住民が現場に駆けつけ、二人を救助した。同じころ、Sマルマさんと夫のウチャイン・マルマさんも同じ目的でベンガル人たちに襲われたが、やはり地元住民に救助された。この衝突で[救助に入った]バブル・マルマさんが頭部を負傷し、バンドルバン病院に入院した。Uマルマさんはコジョル・ダーシュ、カイルル・アミン、ハルン、フォリド、ソレモン、シアド・ホセイン、ジャハンギール、セリム、レドゥという9人のベンガル人に対する告発状をバンドルバン警察署に提出したが、警察はこの件で誰も逮捕していない。

2006年11月16日、午前10時半ごろ、孤児のRトリプラ(15歳)さんが一人で自宅で昼食を調理していたところ、シフィル・イスラム、アジズル・ホク、カビル、ハサン、イシャクという五人のベンガル人の木材密輸業者が家に押し入り、彼女を集団でレイプした。彼女は現在、カグラチョリ病院で治療を受けている。ドゥルバル女性ネットワークが彼女に代わって警察に告発状を提出した。法的支援・研究協会(LARA)も支援に乗り出している。

(LARA 2006年11月18日報告およびPCJSS 2006年10月15日報告書による)